いつまでも元気だと思っていた親も、知らない間に随分と年を取ってしまっていた。

 

気が付いたら、自分が親に変って実家を売却することになった。

 

しかし、実際何をどうすればいいのか分からない。

 

この記事では、そんなあなたの悩みを解決できるようにまとめてみました。

 

よろしければ、最後までお付き合いいただいて参考にしていただければ嬉しいです。

 

 

知らないと損!子が親の不動産を売却するために必要な8つのステップ

子が、親の不動産を売却するためには以下の8つのステップを踏むことで、初めての人でも比較的簡単に売却することができるようになります。

 

順を追って説明していきますのでよろしくお願いします。

 

1.査定依頼

はじめに、親の不動産の価値が今どの位あるのか知る必要があります。

 

不動産屋さんに査定を依頼することで、価値を知ることが可能になります。

 

査定には簡易査定訪問査定の2種類の方法があります。

 

2.簡易査定と訪問査定(金額の提示)

簡易査定(机上査定)とは、実際に物件を見ることなく概要をヒアリングしておおよその価格を簡易的に算出する方法です。

 

査定価格とは、評価証明書に記載された金額ではなくて、売り出して概ね3カ月程度で成約できるだろうという予想価格の事で、必ずしもその金額で売却できるという保証があるものではありません。

 

査定価格は不動産会社によって、若干異なる場合があります。

 

訪問査定とは、業者が実際に訪問して、物件の内外装の状態や物件までの経路、周辺の環境などを考慮して査定します。

 

その後、総合的に判断して査定金額が提示されます。

 

※但しあくまでも売れる可能性がある価格帯であって、その金額を保証するものではありません。

 

3.媒介契約締結

価格に納得すれば、業者とあなたが媒介契約を締結します。(一般か専任か選択する)

※媒介契約とは、不動産会社が個人の資産である不動産を仲介できるようにするための契約のこと

知らないと損!媒介契約はエリアで選ばないと意味がない

 

4.販売開始

レインズ(不動産指定流通機構)にあなたの不動産情報を登録します。

一般媒介契約はその登録義務はありません。ただし、登録することは可能ですから、一般媒介契約の場合であっても指定流通機構には登録してもらうことをおススメします。

 

ホームズ、ヤフー不動産、SUUMOなどの不動産ポータルサイトに、広告を出稿します。

 

また、営業マンが広告を直接ポスティングしたり、既存客に対して電話で物件紹介をしたり、住宅情報誌や新聞に広告を掲載して集客をします。

 

5.案内

反響があったお客さんを対象不動産に案内します。

 

6.購入申し込み

買い付け証明といって、購入の意思表示を購入申し込み証拠金と合わせて取り付けます。

 

この時点で価格交渉やその他の条件などが買主より提示されます。

 

7.契約

売主が買主の交渉条件を承諾することで、契約の運びとなります。

 

売主・買主が各々1通づつ売買契約書を保管するようにします。

 

8.決済(引渡し)

銀行で売主は物件残代金を受け取り、同時に買主が不動産の引渡しを受けることで所有権が買主に移転します。

 

以上が仲介での不動産の売買の流れになります。

 

ご理解できたでしょうか?

 

 

ご存命の親の家を売る2つの方法について

 

親の家をあなたが売る方法は、大きく分けると以下の2通りになります。

 

1.親の健康上の問題で子が代理人として売却する方法

 

2.親が認知症のため、後見人制度により売却する方法

 

該当する項目に沿って読み勧めてみてください。

 

1.親の健康上の問題で子が代理人として売却する場合

親御さんの健康上の問題で、子のあなたが代理人として売却をする場合です。

 

しかし、いくら実子であっても、勝手に親の家を売ることは法律で認められていません。

 

親御さんからあなたに実家の売却を委任されることが必要です。

 

あなたが親の代理人となれば、親に代わって実家を売却することができるようになります。

 

代理人で実家を売却する場合は、委任状をご用意いただく必要があります。

 

委任状には、売買の対象になる不動産の表示と代理人への権限の範囲を記します。

 

雛形は依頼先の不動産会社で用意してもらえると思いますので確認してください。

 

注意:委任状には本人の直筆の署名と実印の押印を忘れないように気をつけましょう。

 

素人でもわかる代理人による売却についての基礎知識!

 

 

2.親が認知症のため、後見人制度により売却する場合

 

詳しい内容は下記のURLをクリックして記事を読んでみてください。

認知症の母親(父親)名義の家を売りたい

 

 

相続した親の家を売る具体的な方法

相続した親の家を売るすためには、まず「相続登記」をすることが必要です。

 

相続登記とは、不動産の名義を、故人(親)から相続人(あなた又は親族)へ変更する手続きのことをいいます。

 

あなたの親御さんの不動産は、法務局に「登記」されています。

 

ですので、故人から新名義人になられる方に「相続登記」をすることで、相続した人の名義に変更しないと、家を売る手続きをすすめることができないのです。

 

相続登記には法律上の期限はありませんが、だからといってずっと放置してしまうと、いざというときに費用が大きくかかったり、相続の手続きが長引いてしまうといったリスクを負うことになりかねませんので、なるべくなら、手続きは早いほうがいいと思います。

 

なお、相続登記のためには様々な書類を集める必要がありますから、事前の準備にかかる時間もあらかじめ計算しておく必要があります。

 

 

相続登記の方法

まず、はじめに相続した財産の分け方について、相続人全員で話し合うことがとても大切になります。

 

理由は、相続する人同士で紛争になることを避けるためです。

法律で定められた割合(法定相続分)どおりの分け方をしないときには、「遺産分割協議書」を作成して公平に財産を分け合うことを決めます。

 

法定相続分は、次の通りです。

・子供や兄弟姉妹がそれぞれ2人以上いるときは、原則として均等に分けます。

 

・配偶者と子供が相続人である場合は、配偶者2分の1、子供2分の1

 

・配偶者と直系尊属(父母や祖父母)が相続人である場合は、配偶者3分の2、直系尊属3分の1

 

・配偶者と兄弟姉妹が相続人である場合は、配偶者4分の3、兄弟姉妹4分の1

 

こんな感じです。

 

さらに、遺言書がある場合は、原則的に遺言書のとおりに相続することになります。

なお、遺言書は、勝手に開封してはいけない場合もあるので注意してください

公正証書遺言以外の場合には、家庭裁判所で開封します

 

相続登記に必要な主な書類は下記の通りです。

 

【相続登記の主な必要書類】

・遺産分割協議書

・登記申請書(自分で作成するか司法書士に作成してもらう)

・亡くなった人の戸籍謄本(出生から亡くなるまでの全て)

・亡くなった人の住民票の除票

・相続人全員の現在の戸籍謄本

・相続人全員の住民票の写し

・相続する不動産の固定資産税評価証明書

・相続人全員の印鑑証明書

・相続する不動産の全部事項証明書(法務局で取得する)

必要書類が揃ったら、その不動産を管轄する法務局に提出し、約1~2週間ほどで相続登記が完了します。

 

※遺言書がある場合や、法定相続分どおりに相続する場合には、遺産分割協議書と全員の印鑑証明書は不要です。

 

相続登記に必要な書類は、市区町村役場や法務局などでほとんど簡単に取得することができます。

ただし、亡くなった人の戸籍謄本については、出生から亡くなるまでのものを遡及して揃える必要があるので、複数の市区町村から取り寄せる場合は相当な時間を要することがあります。

 

また、故人に隠し子などが発覚した場合は特に時間がかかる場合があります。

 

私にも苦い経験があります。

 

相続登記を特約として契約をしたことがあって、引き渡す期限に間に合わなかったことがありました。

 

故人が点々と戸籍を変更していたために、調査する時間が長くなって間に合わない事態となりました。

 

幸い覚書を交わすことで難を逃れたんですが、自分としては十分な引渡し期間を設けたつもりでしたが、結果的には足りなかったというわけです。

 

買主によれば、そんなに待てないからと言って、契約を解除されることも十分あり得るわけですから注意が必要です。

 

ですから、売却するなら早めに相続登記は終わらせておくほうが無難です。

 

尚、作成するのが最も大変なのが、「登記申請書」です。

「登記申請書」は、素人では難しいかもしれないので、司法書士さんに依頼されることをおすすめします。

 

 

不動産を適正に売るには業者選びが最も重要!

不動産を適正に売るためには、業者選びが最も重要な要素になります。

 

不動産会社の選択を誤ってしまえば、取り返しがつかないくらいに大きく損することもあるからです。

 

担当する会社によってひどければ、数百万単位で差がでる場合だってあるのです。

 

適正に売るための秘訣は、最低3社には査定依頼をして価格の比較をすることです。

 

今ではインターネットで簡単に比較できる業者を紹介してくれるサービスが存在します。

 

そのサービスとは「不動産一括査定サイト」のリビンマッチです。

 

1度のデーター入力で最大6まで比較することができます。

 

パソコンかスマホがあればこのサービスを無料で利用することができるんです。

 

依頼にかかる所要時間は僅かに1~5分程度です。

 

このようなサービスがない時代では、1軒ずつ電話をして査定依頼していたので手間がかかりました。

 

不動産一括査定サイトは忙しい方にとってはとても便利なサービスだと思います。

 

もう既に、どこか信頼できる不動産業者に査定を依頼する場合は、そちらの業者さんで話を進めればいいと思いますが、具体的にまだ決まっていないのであれば、この機会に使ってみることをおススメします。

 

業者選びを間違えれば、知らないあいだに安く売って損をする可能性がありますのでご注意ください。

 

 

まとめ

親御さんの家を売る方法は2つ

1.親御さんに代わりあなたが代理人として売買する方法

2.親御さんが認知症のため後見人制度により売却する方法

 

不動産の売却の流は8つ

査定依頼→訪問査定→媒介契約締結→販売開始→案内→購入申し込み→契約→決済

 

親御さんの名義のままでは売買できないので、早期に名義変更を行う

 

業者選びで売れる売れないが左右される

初めての売却は不動産一括査定サイトを利用すれば思ったより簡単に売却の手続きが可能になります。

操作はシンプルでとても簡単です。

入力してすぐに厳選された業者を紹介してもらえます。

 

いかかがでしたでしょうか?あなたの不動産売却の参考に少しでもなれば嬉しいです。