あなたはご自宅のお庭のお手入れが年々きつく感じてもう少しこじんまりとした戸建てかマンションに移りたいといった願望をお持ちではないでしょうか?
このようなお悩みは郊外の住宅にお住まいになる方に多いと思います。
購入当時は恐らく30~40代の働き盛りだったと思いますが、悲しいことに人はいつか老いるときがきます。
子育てを終えて夫婦だけの生活をしばらく続けたあと、大好きなお庭のお手入れが加齢とともに辛くなってきます。若い頃は想像もしていなかった事が実際には起こってくるのです。
この記事ではそんな問題を解決する方法について解説しますので参考になれば嬉しいです。
綺麗な庭がいつしか草ボウボウに
若い頃は広い庭に憧れ購入された方であっても70歳の声が聞こえ始めると大好きなお庭の手入れや植え込みの手入れがどうしても億劫になると私が担当した売主さんたちが同じようなことを良くおっしゃっていました。
ちょっとしたことが面倒になったり、かがんで作業をするたびに腰が痛くなったり、何かと大変さを実感されていました。
手入れを人に頼むとそれなりにお金もかかります。
気が付けば綺麗だったお庭が草ぼうぼうの状態になってしまうのですね
外からの印象もこれでは悪くなるばかりですし、同じようなお悩みをお持ちの方は結構多いように思います。
それがきっかけで都心部の駅や買い物、病院などが歩いて行ける便利な地域に移りたいという気持ちにさせるのだと思います。
庭だけではなく広すぎる屋敷はお掃除も大変になってくる
決まって郊外にお住まいのご高齢者さんに共通するもうひとつのお悩みは、広すぎる空き部屋です。
子育て時代はどうしても部屋数が必要でした。
しかし、子供たちがそれぞれ独立したあとの空き部屋は夫婦2人には広すぎるのです。
お庭の手入れ以外に使わなくなった空き部屋の掃除、これを毎日するとなるとかなりの労力が必要です。
若かった頃はなんともなかったことが、加齢とともに苦痛になってくるのです。
そうした理由で私が担当した方々は皆それぞれの場所へ転居されました。
主に娘さんの近くのマンションや駅近くの介護付きマンション、特別養護施設などです。
殆どの場合、住宅ローンは完済されてることが多く、売却した費用を老後の生活費に充てることが多いようでした。
郊外の住宅地は環境はいいですが高齢者には不便
郊外の住宅地は殆どの場合、第一種低層住宅というとても好環境の用途地域に属しています。
町並みは素晴らしく出来ることなら最後までここで暮らしたかったことでしょう。
皆さん後ろ髪を引かれる思いを断ち切ってのご決断をされておりました。
郊外の住宅地はいざ駅へ行くにしてもバスを利用するとか、車でしか行けないということはザラです。
ちょっとしたお買い物であっても車なしでは行けないし、高齢になると自分で車を運転するのも億劫になってきます。病院通いも車かバスだし考えるだけで気が重くなります。
やはり不便は年々辛くなるばかりなのです。
その点、都心のマンションならちょっとした買い物も病院も駅もすべて歩いて行けます。
安全だし何よりも便利!こうした理由から郊外は空洞化が進み都心部は逆に賑やかになっていきます。
郊外はニーズがなくなり同時に価値も下がり傾向にあります。
お急ぎなら買取も検討してみましょう
私が担当した事例では既に転居された方はほぼ買い取りでした。
その方が即金で話が早く何よりも手間いらずな点が魅力的なようです。
これから新居を探す方は先ずは仲介でやってみて最終的には買取でもいいかなと思います。
残された人生を失敗のない形でお過ごし頂く為にもご売却は充分な計画を立てられる事をお勧めします。
まとめ
素敵なお庭も手入れがあってこそ値打ちがあると言うものです。
人間誰しも加齢には勝てません。
お庭に限らず使わなくなった空き部屋もお掃除が大変です。
それに夫婦には広すぎてかえって寂しいだけです。
早くて確実なのは買い取りです。
ただこれから転居先を探されるなら先ずは仲介で販売してみて無理なら買い取りでも良いかと思います。
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